心と体と自然が教えてくれること

by YUKIHA

暑い日が続きますね。今日は家での仕事風景の写真を撮ってみました(笑)いつもひなさん🐱と仕事をしています。

ときどき手を枕にされるので、仕事がしにくいときもありますが🤫

ひなはいつまでも赤ちゃんのように甘えん坊で、本当に可愛いんです☺️

どんなに情熱を持って続けてきたお仕事でも、過去の自分が望んだ今の現実でも、時や経験を重ねるにつれて、心や体の感じ方が自然と変わっていく瞬間ってありますよね。

今の私は、まさにその変化を感じながら過ごしています。

最近は、パソコンの前に座り続けて多くの時間を過ごすことが、体は短時間でも苦痛に感じるようになったり、それでも仕事なので頑張り続けていると、蕁麻疹が出たり、腰痛になって座るのがもっとつらくなったり、視力が急に落ちたりと、これまでなかったような不調が現れています。でも、こうして自分のブログを書いているときは、それが私のやりたいことなので、体も苦になりません。

心もまた、どこかにずっと閉じ込められて生きているような、そんな窮屈さを感じています。

目の前の現状に対し、こうした変化を明らかに感じ始めたときは、感情や心身の不調にとらわれる前に、今は人生の変化の時期にいるんだと、一歩引いた位置から自分を客観的に俯瞰する必要があることを、これまでの経験から学んできました。

心身の不調が現れる理由の多くは、実は心の深いところでは、自分が一番よく分かっていることでもあるからです。体は嘘をつかないので、感情だけでなく、体まで不調を訴え始めたときには、今の人生や生き方と真剣に向き合う必要があります。

今の私には、それがはっきりと分かっています。自分を生きられていないんです。

最近は、無性に砂浜を裸足で歩きたくもなります。海水にも足を入れたくなります。仕事を終えた後に、こんな願望が沸くことはこれまでありませんでしたが。こうしたことから、私は今、自分が人生の転換期にいることを理解し始めています。

日が沈む頃の夕陽に染まった海は、他のすべてのことを一瞬で忘れるくらいに美しく、ただその場で立ちすくんでしまいます。自然の中にひとりでいると、自然と一体化して別の世界にいるような、そんな不思議な感覚に陥るときがあります。魔法のような、エネルギーだけの世界。意識が向いているのは、過去でも未来でもなく、本当に今この瞬間だけで、完全に今を生きている、そして途轍もない抱擁さと幸福に包まれているような、そんな感覚になります。

「自然に身を擦り寄せるほど、自己の核心に近づいていく」という言葉を読んだことがありますが、まさにその通りだと思います。言葉ではまだうまく説明できません。

現代社会では、幸せに生きるために、より多くのものが必要だと思い込まされている気がしますが、本当はいかに少ないもので幸せに生きられるのかを、自然は教えてくれるんです。

サラサラしたやわらかい砂浜の上を裸足で歩くことが、こんなにも気持ちよいとは信じられません。砂浜、海の水と肌が触れ合うたびに、体が軽くなっていくのを感じます。今私の体が求めているのは、きっとこの感覚。体も心も、頭の中もスッキリ軽い状態になる(戻る)こと。そんな状態にこそ、本当の自分と繋がれるんです。

地球の長い歴史からすると、靴を履かなければ危ないとされるようになったのは、つい最近のことではないでしょうか。本来、人間はいつも大地に足を付けて、自然と繋がって生きていたのだと思います。

海辺からの帰り道。灯りに照らされ、またしても魔法のような道のりでした。空が晴れて月が浮かんでいる夜はさらに幻想的で、まるで別世界から人間社会へと続く出口のようです。でも本当は、この魔法のような世界、自然界こそが、地球の本来の姿であり、私たちのもうひとつの現実なのだと思います。

喉が乾いたので、帰り道にコンビニで買ったビタミン野菜ジュースを飲みながら、家までの道のりを歩きました。喉が乾いたときに飲む冷たい飲み物ほど、美味しいものはありません。八月真っ只中ですが、生ぬるい夜風を感じながら、虫の声を聞き、月や星、空高く飛ぶ鳥たちを眺めながら歩く真夏の夜道が、こんなにも気持ちよくて、こんなにも癒されるとは。

ビタミン野菜ジュースと自然だけで、心と体はこんなにも満たされるのです。

You may also like