魂が選んできた道と手放す勇気

by YUKIHA

今日は、私の中にあるひとつの考えについて書きたいと思います。それは、人にはそれぞれ「進むべき道」が存在しているということです。人によっては「道」よりも「役割」と表現したほうが適切かもしれません。私がこれに気づいたのは、今から7年前。本来の自分、生まれてきた目的のようなものを、思い出したときでした。

5年前に、『本来向かうべき道に進む方法』というタイトルでブログを書いたことがありました。その頃に書いていたブログは全部消してしまったのですが、幸いにもそのブログだけデータが残っていたので、今度ここに載せたいと思います。

私たちは、それぞれの人生にもたらされる出来事、自分の感覚、感情、直感などによって、ある行動や選択を促されることがあります。自分の意思で選択しているようで、実際には自分が選んでいるわけではないような気もするのです。生まれたときから大まかな道筋は決まっていて、その流れに沿って進んでいけるように、心の奥が反応し、何かに促されているといった感じです。この地球に生まれてきた目的を思い出し、それを果たしていけるように。と言うと、なんだか大袈裟に聞こえるかもしれませんが!🙄

最終的にその道へ進むかを決めるのは自分自身ですが、どんなに抵抗しても、結局はその決断から逃れられなくなるのだと思います。魂が選んできた道だからです。

自分で選んだ道でベストを尽くしていても、ある段階に達すると、感覚の変化に伴い、また次の選択を迫られる時期が訪れます。それは、自分が次の段階へ進めるまでに成長できたから、そこへ進むために必要な学びや気づきを十分に得られたから、そういった感じです。準備が整ったからこそ、次の道が開かれていくのだと思います。

今まで築いてきた安定した道に留まるのか、それを手放して、新しい感覚に従い進むのか。大抵の場合、頭は今の道を手放すことに抵抗しますが、そうすると魂とは反対の方向を向いているので、結局は自分の心が苦しくなっていきます。体と魂は繋がっているので、あまりにも抵抗し続けると、今度は体が「症状」という手段を通してサインを出し始めるのです。

最近の私はというと、いまだに決断に踏み切れず、心のあたりが日々モヤモヤしていて落ち着きません。自分の意志ははっきりしているので、あとは心に従う決断をして行動に移すだけなのに、それが今の私にはとても難しく感じているんです(笑)心の準備と信念が、まだ追いついていないようです。

気持ちが落ち着かないので、今日も自然の中に駆け込んできました🌿🦢

しばらく此処に座って、目の前の景色をぼんやり眺めていました。ツクツクボウシの鳴き声、トンボの群れ、鳥たちのさえずり、波の音。晩夏の自然界はとても賑やかですが、すべてが穏やかで、調和していました。そして私の内側の世界、小宇宙にも、この調和が必要なんだと、そんなことを感じていました。今の私が本当に望む選択をし、心の奥深くに従って生きていくには、私の中の、魂、体、思考、ビリーフ(信念や思い込み)、そういったすべての要素を調和させる必要があるのです。

社会では、「やめること」や「終えること」に対し、ネガティブなイメージを持たれがちで、同じ場所に留まり続けることのほうが、ポジティブにみなされる傾向は少なからずあるように思います。でも、魂にとって必要な学びを終えたら、今いる場所に感謝を込めて別れを告げ、次の段階へと踏み出す勇気が必要です。そうやって私たちは、その過程で本来の自分を思い出し、生まれてきた意味や目的、使命、そういったものに沿って生きていくことができるのだと思います。

私の中では答えがはっきり出ているにもかかわらず、今は恐れやネガティブな信念でいっぱいで、変化を必要以上に恐れています。慣れ親しんだものを手放すのは、たとえそれを心から望んでいたとしても、やっぱり簡単ではありません(歳を重ねるなるほど…)。でも今は、そんな自分を否定せずに、ただ今の自分の状態をあるがままに受け止めています。そうやって、私が自分と調和していくのです。

これまでの古いエネルギーを断ち切り、今の自分が本当に進みたい方向へ、一歩前進する勇気が湧きますように🌿

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